アマルガムはむし歯を治療したあとに詰める保険金属の一種で、1970年代のむし歯治療に多く使用され、その年代に治療を行った方は、詰め物・被せ物にアマルガムが使用されている可能性が高いでしょう。正式名を「歯科用水銀アマルガム」といい50%の水銀を含む金属です。現在、欧米の一部では使用が禁止されていますが日本では健康保険の適用材料として国に認定されているので、まだ使用している歯科医院もあるといわれています。しかし水銀を含んでいるので極度の疲労・筋肉痛・関節痛・めまい・耳鳴り・嗅覚障害・副鼻腔炎・頭痛・胃腸の不調・などさまざまな悪影響を与えます。水銀が体に及ぼす問題がニュースなどでも大きく取り上げられていますが、それと同じ水銀があなたの口の中にも入っているかもしれません。もし入っていればすぐに取り除くことをおすすめします。なお当院でも新しい科学的根拠に基づいて、安全な水銀アマルガムの除去を行っています。